Vol.10 トップアスリートの筋肉はフワフワ~。

トップアスリートの筋肉は「ふわふわ」? パフォーマンス向上の鍵は柔らかい筋肉にあり!

みなさんは、オリンピックレベルのトップアスリートの体に触れたことはありますか?

トップアスリートってどれくらいのレベル?

パリオリンピックに出場したようなレベルの選手。中でも、メダルを争ったようなレベル。「トップアスリートの筋肉」と聞くと、硬くてガチガチのイメージを持つかもしれませんが、実はその逆です。

彼らの筋肉は、まるで赤ちゃんのように“ふわふわ”で“やわらかい” のです。

しかも、腕や脚だけではなく、背中や腰まで全身が柔らかい状態になっています。
触れると驚くほど気持ちが良く、これは映像を通しても分かるほど。

では、なぜトップアスリートの筋肉はそんなにやわらかいのでしょうか?
そして、筋肉のやわらかさはスポーツのパフォーマンスとどのように関係しているのでしょうか?

なぜトップアスリートの筋肉はやわらかいのか?

① 不必要な筋緊張が少ない

トップアスリートは、どんなに激しい動きをしていても必要以上に筋肉を緊張させることがありません。

一方、多くの選手は無意識のうちに筋肉を過度に緊張させて動いています。
これは日常の歩行や立ち姿勢にも当てはまり、常に余計な力が入ってしまうことで筋肉が硬くなりがちです。

② 筋肉がやわらかいと高いパフォーマンスが発揮できる

筋肉が柔らかいと、驚くほどスムーズな動きが可能になります。

✅ 可動域が広がる → 体を大きく使える
✅ 瞬発力が向上する → 動き出しが速くなる
✅ 疲労が溜まりにくい → 回復が早い
✅ ケガのリスクが低下する → 長く活躍できる

逆に、筋肉が硬い状態では、可動域が狭くなり、スピードやパワーが発揮しづらくなります。
その結果、パフォーマンスの低下やケガのリスクが高まるのです。

③ コンディションの悪い時は筋肉が硬くなる

どんなトップアスリートでも、コンディションが悪いときには筋肉が硬くなります。
その状態では本来のパフォーマンスを発揮することができません。

だからこそ、トップレベルの選手たちは、日頃から筋肉のやわらかさを保つためのケアを徹底 しています。

柔らかい筋肉を作るためのポイント

① 筋膜のケアを取り入れる

筋肉をやわらかくするためには、筋肉を包む「筋膜」の柔軟性が重要 です。

筋膜が硬くなると、筋肉の動きが制限され、スムーズなパフォーマンスが難しくなります。
筋膜リリースやメディセル施術を活用することで、筋肉のふわふわ感を取り戻すことが可能 です。

② 力を抜いて動く習慣をつける

日常生活やトレーニングの中で、必要以上に力を入れない ことを意識しましょう。
リラックスした動きができるようになると、筋肉が無駄に硬くなるのを防ぐことができます。

③ ストレッチやマッサージを活用する

適切なストレッチやマッサージを行うことで、筋肉の柔軟性を保つことができます。
特に運動後のケアを怠ると、筋肉はどんどん硬くなってしまうため、日々のメンテナンスが欠かせません。

まとめ:やわらかい筋肉がトップアスリートへの鍵!

✅ トップアスリートの筋肉は、赤ちゃんのように「ふわふわ」「やわらかい」
✅ 筋肉が柔らかいと、スピード・パワー・持久力が向上し、ケガのリスクも低減
✅ 筋肉の硬さはコンディションのバロメーター。適切なケアがパフォーマンスに直結
✅ 筋膜のケア・リラックスした動き・ストレッチを取り入れることで、誰でも柔らかい筋肉を手に入れられる

柔らかい筋肉の重要性がもっと広く理解されれば、より多くのアスリートが可能性を広げられるはずです。
「もう終わった」と思われていた選手が復活した例もあり、才能だけでなく筋肉のケア次第で未来が変わる ことも珍しくありません。

おわりに

パリオリンピックに出場したようなレベルの選手。中でも、メダルを争ったようなレベル。

その様なレベルのアスリートの筋肉は、ヤワヤワ・フワフワまるで赤ちゃんみたいです。
しかも、体中の筋肉が、ヤワヤワ・フワフワです。背中も腰も。
触れると、とっても気持ち良い。

つまり、軟らかい筋肉じゃないと、トップアスリートになるのは不可能です。

トップアスリートの筋肉の軟らかさは、映像を通して観ていても、よくわかります。

筋肉が、フワフワ、タプタプ、タラ~ン。
筋肉隆々とした体でも、フワフワ、タプタプ、タラ~ン。

軟らかい体だと、プレーする時に、たくさんの凄いこと、素晴らしいこと、が起きるのです。
体が固まっている選手では不可能な、ハイレベルなことが色々と。

どうしてトップアスリートがそれほど軟らかい体をしているかというのは、もちろん彼ら・彼女らが遺伝的に良いものを受け継いでいるということもあります。

それに、トップアスリートは全力で激しく動いているときも、不必要な筋肉の緊張が少ないのです。ほとんどの選手は、必要以上に筋肉を緊張させて動きます。

それは、普段歩いたりしているときも同じくです。

もちろん、トップアスリートたちも、コンディションが悪い時には、筋肉も硬くなっています。そんな時には、試合でも本来のパフォーマンスが発揮できません。

ちなみに、トップアスリートはメンタル的にもハイレベルですが、それも体の軟らかさとバッチリ関連しています。体と心は深く深く関連しています。
まだまだ多くのアスリートと指導者たちの間で、ヤワヤワの筋肉の重要性が、しっかりと捉えられていないと思いますね。

この重要性が広く理解されると、もっともっと多くのアスリートの可能性が、広がるのは間違いないですね。

決して才能に恵まれているとは言えないアスリート、既に終わっていると思われていたアスリートとかでも軟らかい体を取りもどす工夫と努力をすることで、トップのレベルに上ったり、復活したりした例があるのも事実です。

もちろん筋肉を軟らかくするには、筋肉を重層的に包む膜へのアプローチも重要ですね。

今こそ、筋肉をやわらかくすることの重要性を見直し、パフォーマンス向上に活かしていきましょう!

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